ガーデニングで便利なレンガの利用
DIYの一番の魅力は、自分のアイデア次第で、オンリーワンのモノを作れる可能性があるというところです。
大きな庭や敷地を必要としないガーデニングは、個性が一番引き立つ場所で、ご自分で育てた草花が、一面に咲きほこる様子は最高のごほうびと言えるものです。
土さえ用意すれば、どこでもできるガーデニングですが、このガーデニングでよく利用するのが専用のレンガではないでしょうか。
ガーデニングで使用するレンガは、土の流出を防ぎ、お洒落なガーデニングを演出するアイテムとして利用されています。
また、地面に敷き詰めることにより、家全体をお洒落に演出することができます。
レンガの種類とその特徴
レンガの種類には、大まかに分けて、焼成レンガと日干しレンガに分けることができます。
ガーデニングを始め、一般的に使用されるのは焼成レンガといったタイプで、かまどなどに使用するのは耐火レンガというタイプです。
この一般レンガは、JIS規格により、長さ210㎝×幅100㎝×厚さ60㎝といった基準があり、さらに1/2、1/4、3/4等寸法が異なるものがあります。
こうしたサイズ違いのレンガを、上手に組み合わせていくのがレンガの基本です。
ほかにも、材質の違いや色の違いなど、組み合わせ方によって、様々なデザインが楽しめるのもレンガ敷の面白さと言えるものです。
レンガの敷き方のバリエーション
レンガは、お近くのホームセンターなどで、手軽に購入することができます。ただし、お好みの材質や色のレンガが必ずあるとは限りませんので、いくつかのホームセンターや園芸所などを回ってみるのもよいでしょう。レンガの基本となる、敷き方はいくつもありますが、ガーデニングでおすすめするのは以下の三つのタイプです。
・ランニングボンド
横向きで並べるオーソドックスなデザイン
・ヘリンボーン
Vの字を並べたようなおしゃれなデザインで、すき間ができにくく頑丈に仕上がります。
・バスケットウェーブ
レンガ二つのセットを、建て並びと横並びを交互に並べたデザインで、レンガのタイプによってお洒落に演出できます。
レンガの敷き方のポイント
レンガの敷き方の重要な要素として、敷く前には必ず地面を平面にならしておくこと。
そして、デザインを明確に決めておくことです。
レンガの敷き方のポイントは、まずレンガを敷き始める周囲を、まくら木などで固定しておくときれいに並べることができます。
また、水平機を用いて、一つずつ並べながら、傾きがないよう敷き詰めていきましょう。
レンガを固定する際に使用するのは、ゴム製のハンマーです。
レンガ同士に段差あると、つまずく原因になりますので、並行に並べていくのもレンガの敷き方のコツです。
すべて敷き終われば、レンガの目地にしっかりと砂を詰めていきます。
この時、除草剤などを混ぜておくと、あとあと雑草が生えるのを防いでくれます。