犬小屋をDIY

空前のペットブーム

意外に思われる方も多いかと思いますが、現代はこれまで以上に、空前のペットブームが到来しているといわれています。
もちろん、ペットの多様化により、爬虫類や昆虫・水生動物などの存在も、こうしたペットブームを後押ししているものです。
ですが、いくらペットの種類が増えようとも、日本人にとって犬や猫の人気は不動のものと言えます。

最近では、マンションやアパートでも、ペット飼育可能な物件が増えていることも、こうしたペットブームが大きくなっている理由です。
しかし、猫や小型犬などは、室内でも比較的飼育する事は出来ますが、中型犬以上ともなれば、室内で飼うのはかなり難しいものです。

そうだ ! 犬小屋を作ろう

最近では、YouTubeやプログなどでも、ご自分のオリジナルのDIYを、紹介する動画が随分と増えてきました。
犬小屋もそんな自作可能なDIYの一つで、材料と工具さえそろえば、どなたでも簡単に制作することができます。
そこで、どなたでも簡単に、犬小屋制作するための道具と材料をご紹介します。

・工具類
インパクトドライバー/鉛筆/スケール/手ノコ/さしがね/電動丸のこなど。
・材料
ドウブチ:厚みが4.5㎝×1.5㎝程度の木材コンパネコンクリートパネルの事で、防水性のある合板のことです。
ビス:インパクトドライバー専用のネジ、25mm程度のもの
・木工用接着剤
・設計図
・塗料
防水性のあるもの
・ブロック
除湿対策で犬小屋の下に敷く
簡単なものでも、図面にしておくと寸法も分かりやすく、イメージがつきやすくなります。

DIYで作る手軽な犬小屋の制作手順

・まずは設計図に基づき、合板の切り出しを行っておきます。
・両横の壁となる部分にドウブチを合わせ、接着剤で張り付けていきましょう。・すべてのドウブチを張り合わせておきましょう。
・組み合わせる床板を土台として、まず左右の壁を片方ずつ、ビスで固定していきます。

・次に犬小屋の正面部分と後ろの部分を取り付け、同じようにビスで固定していきます。
・最後に屋根を取り付けますが、雨で水が漏れないよう、つなぎ目の部分はしっかりと密着させておきます。
・完成したら、防水性のある塗料で、全体を塗って乾燥させたら、すべての工程が終了です。

より良い犬小屋づくりを求めるなら

ドウブチを使う理由は、各パーツを組み合わせやくする為で、これによって強度も上げることができるからです。
強度を上げるという意味でも、土台の底の部分に、周囲をドウブチで囲っておくとよいでしょう。
犬小屋は外で使用する為、雨対策も怠りなくしておかなければなりません。
まずは、地面にブロックやレンガを敷き、その上に犬小屋を置くことになります。

犬小屋の底に、ドウブチを張っておくことにより、ブロックやれんがからずれにくくなります。
塗料に関しては、まず下地を塗った後に塗装していきます。
重ね塗りで塗装することにより、紫外線や風雨から犬小屋を守り、耐久性もよくなる効果があります。