様々なサイズのボルトに重宝するモンキーレンチ

ボルトを締める工具モンキーレンチ

DIYをするとボルトを使う場面が多くなり、ボルトを締めるのに最適なのがモンキーレンチです。
DIYをするには必須のアイテムといえるでしょう。

モンキーレンチとはボルトやナットなど、留め具を締め付けるときに使用するアイテムです。
別名アジャスタブルレンチと呼ばれるときもあります。
ウォームギアで下アゴの調整ができ、留め具に合わせて幅を変えることができますが、しかし留め具を締め付けるには、何度も抜いて回してを繰り返すことになります。

モンキーレンチを選ぶ2つのポイント

一つ目、開口サイズとアゴの形状が、使用するナットやボルトの直径より少し大きいものを選びましょう。
大きすぎるとしっかり挟めなくなるので注意してください。
狭い場所での作業をするなら、先端の厚みは薄いものが最適です。
ガスやエアコンに使用するさいは、最も大きい30mmに対応しているモンキーレンチが必要です。

薄型は力を入れ過ぎるとヘッド部分が欠ける可能性があります。
間違った大きさを使用したとき、留め具をナメてしまう場合があります。

留め具のナメ防止のため、ウォームギアのがたつきはなく、回しやすいものを選ぶといいでしょう。
商品に「ガタなし」もしくは、「ガタゼロ」と記載されているものを使うと、ウォームギアが緩まずしっかり固定してくれるでしょう。

二つ目、持ちての長さは作業内容で異なります。
大き目なナットやボルトの場合、力を入れやすいロングタイプを選ぶといいでしょう。
場所によっては両手でもって作業ができます。

逆に狭い場所で使う場合は、ショートタイプにすることをおすすめします。
配管の込み入った場所や障害が多い場所でも取り回し可能です。
持ち手が短いので携帯に便利です。
ロングタイプは重く携帯に不便、ショートタイプは力が込めにくく、さらに大き目な金具の場合はしっかり締めにくいデメリットがあります。

便利な機能ノギスやギア

開口部に目盛のついたノギス付きモンキーレンチがあり、留め具を挟んだアゴの開き具合で測ることが可能です。
正確性は薄いため、参考値として使いましょう。

ギア付きは、レンチの反対部分に歯車のような形状のギアがついています。
特定のサイズの留め具に上から被せることで、締めたり緩めたりすることが可能です。
ギアの大きさは調整ができないため、仕事なのでよく使用する留め具にあったギアが確認しましょう。

長時間使用のことを考えて選ぶ

モンキーレンチの選び方として、便利な機能を求めるかを決めておきましょう。
ギア付きタイプや落下防止機能がついたアイテムもあります。

用途に合わせて、ショートとロングを選び重さも検討してください。
長時間の作業を行う時は、軽量タイプがおすすめです。