壁紙の変え方

壁紙張り替えDIYのおすすめ

壁紙というのは新しいうちはきれいでいいのですが、年月が経ってくると日光などの影響を受けてだんだん劣化してきます。
タバコを吸う家庭などではヤニなどの影響を受けて壁紙が黒ずんでくることがありますし、窓に近い部分の壁紙は湿気で傷んでしまうことも考えられます。
「最近、壁紙が黒ずんできた」「シミが出てきた」という悩みがある人は、壁紙の張り替えを検討してみることをおすすめします。

壁紙の張り替えは専門業者に依頼することもできますし、DIYでも意外と簡単に張り替えすることができます。
DIYすればそれだけ費用も節約できるので、DIYが好きな人は挑戦してみるのも楽しいものです。
張り替えに必要な道具はローラとスポンジ、ヘラ、カッター、カット定規などです。

壁紙の張り替え手順

壁紙の張り替え手順としては、まず古い壁紙を剥がします。
壁紙というのは表紙と下地の紙の2層構造になっており、新しい壁紙を貼るためには表紙をはがすだけで十分です。
壁の隅の部分から少しずつ壁紙を剥がし、剥がしきれずに残ってしまった部分はヘラなどを使ってていねいに取り除いていきます。

ヘラでも剥がれないような時は、サンドペーパーで剥がれない部分を削り、中性洗剤をぬるま湯で溶かしたものに浸したスポンジで濡らせば難なく剥がれます。
ビニールの壁紙の場合には、ドライヤーで温めながら剥がすとうまくいきます。
古い壁紙をきれいに剥がしたら、いよいよ新しい壁紙の貼り方に入ります。

壁紙の貼り方

DIY初心者は、柄のある壁紙を選んでしまうと柄合わせが難しいので、できるだけ無地に近いものを選ぶのがおすすめです。
型紙のほとんどは90cm幅ですので、幅を考慮しながらどのぐらいの量の壁紙が必要かを算出していきます。
実際に購入する際には必要な壁紙に10%ほどの余裕を持たせておけば安心です。
床から天井までの長さを測り、5cm〜10cmのゆとりを持たせて壁紙をカットします。

壁紙の裏に付着している糊を戻すためには、水をたっぷりと含ませたスポンジを使います。
壁紙の上部から壁に貼り付けていき、撫で刷毛などを使って空気を押し出します。
撫で刷毛は壁紙の中心部から左右上下に向かって使うのが、壁紙をきれいに貼るポイントです。
天井と床部分の壁紙が余ったところはヘラできっちりと押さえた後、定規を当ててカッターでカットします。

2枚目の壁紙は最初に貼った壁紙と3cmほど重ねます。
右利きの人は左側に向けて、左利きの人は右側に向けて壁紙を貼っていくと簡単です。
壁紙と壁紙の継ぎ目部分はローラーで押さえ込み、空気を抜くようにしましょう。
壁紙をはがした時に亀裂を見つけた時などは、パテで表面を鳴らしておくときれいに壁紙が貼れます。