オイルステインで家具をリメイク

オイルステインは木目をきれいに見せる


DIYで作ったものの木目をきれいに見せたいときやアンティーク風にみせたいときは「オイルステイン」という塗料を使うとよいです。
DIY初心者でもできることで、塗るだけで簡単なのにセンスの良いDIY作品を作れます。
オイルステインは刷毛の跡が付きませんので、重ね塗りしてもきれいに仕上がるという初心者でも使いやすいアイテムです。

オイルステインと他の塗料との違いをご紹介します。
たとえばペンキを例にしますと、表面のみのカバーなので塗布によって木目は見えなくなるでしょう。
しかし、オイルステインは、表面のみでなく中にまで入っていくので、木目を消すことはなくナチュラルな仕上がりになります。

2種類あるオイルステイン

オイルステインは大きく分けて水性ステイン、オイルステインの2種類です。
オイルステインは水性オイルステインよりも、値段が高くつやや光沢も良く出ます。
そして、オイルステイン専門のうすめ液が必要で、多少のニオイもあり木材の内部まで入りやすいです。
また、乾きやすいので2度塗り、3度塗りをしやすい、刷毛の跡も目立たないという特徴があります。

水性ステインの特徴は、オイルステインより安くカラーの種類がたくさんある、水でうすめられる、キツイにおいはなくオイルステインよりも保護力が強いということです。
こう見ますと、水性ステインのほうが簡単に使えるようですが、より光沢や艶が出るのはオイルステインの方なので作る目的で使い分けることをご提案します。

オイルステインの色は木の色に近いブラウンやオークルやウォールナットです。
しかし、赤や黄、青といったカラフルな色のものもあるので、好みで使い分けるとよいでしょう。

オイルステインはどのようにして塗装するのか

オイルステインの塗装の仕方ですが、塗る前にまず木材の表面が均一になるように整えます。
その場合、比較的目が粗い80番などのやすりを木目と同じ方向に動かしていくと木材の表面が均一に整うでしょう。
こうしておくと、オイルステインが木の内部に入りやすくなります。
そして、木目が滑らかな感じになったら、だんだんとやすりの目を細かくしていくのです。

次に、木材に付着した木屑などを拭いてとります。
この場合、霧吹きなどで少々の水分を補うと、けば立っている箇所かわかるのでどこを重点的にやすり掛けをすればよいか見えてくるでしょう。
もしも、粘度が高いと思ったら薄めるなどしてください。
まずは角からオイルステインを塗り、その次に広い場所を木目と同じ方向に直線的に塗ります。

使用上の注意点

まず、注意したいことは塗料を良く浸透させるために、オイルステインを塗る前のやすりがけを怠らないようにするということです。
重ね塗りの時でも、表面の荒れ具合によってはやすりが毛をするとよいでしょう。

また、染み込み方は木によって違い、それによって色味が変わることも覚えておくとよいです。
そして、必ず仕上げ剤を使うことも大事になります。
なぜならば、オイルステインのみだと色移りをしてしまうからです。
ニス入りなどのオイルステインもありますが、そういったものを使うと重ね塗りがNGになります。

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