フローリング張り替えのDIYに必要なもの
DIYの中でも、難易度が高そうなものの一つに「フローリングの張り替え」があります。
「和室だと畳のケアが大変だからフローリングに張り替えたい」「フローリングの表面が傷んできたから張り替えたい」と考える人にとって、張り替えにかかる費用は悩みの種です。
DIYしてしまえば工賃がかからないので、そのぶんクオリティの高い素材を選ぶことも可能です。
フローリングは確かに簡単なDIYではありませんが、時間をかけて丁寧にやれば美しく仕上げることもできますので、DIYが好きな人はぜひ挑戦してみてください。
フローリング張り替えにかかる費用の目安
フローリングを張り替えるためには、まず工具を揃えなければなりません。
フローリングを必要な長さにカットするための丸ノコ切りの値段は10,000円〜20,000円が相場、ネジを締めるための電動ドライバーは3,000円〜5,000円が目安です。
これ以外にフローリングを打ち込むための木製ハンマーや釘を打つためのハンマー、メジャー、フローリング材を微調整するためのカッターなどをすべて揃えようとすると、工具だけでおよそ17,000円〜35,000円の費用がかかります。
良い工具を揃えようとするとそれなりに値段が張りますので、6畳程度のフローリングをするだけならそこそこの値段の工具でも十分でしょう。
フローリングの材料としては断熱材やフローリングの下地として使うベニヤ板、フローリング本体、フローリングの固定に使うカクシ釘やフロア釘などが必要で、8畳間の場合これらを合わせるとトータルで33,000円〜94,500円ほどかかります。
フローリング材には合板と無垢の2種類があり、無垢材はもちろん肌触りがよく、美しい木目を楽しめるというメリットがあります。
その反面、メンテナンスが大変で価格も高いのが特徴なので、丈夫でメンテナンスが簡単な5番を選ぶのも悪くありません。
フローリングの張り替え方
床を張り替えたい部屋が畳敷きの場合には、まず最初に畳を外して寸法を取ります。
畳は粗大ごみなどとして捨てなければならないので、住んでいる地方自治体の粗大ゴミの収集日や収集方法・費用などを確認することが大切です。
畳を剥がした後は床をよく掃除し、カビなどがある場合には消毒用エタノールなどを使って取り除きます。
次に下地を作り、いよいよフローリングの張り替え作業に入ります。
フローリングの張り替えでは、継ぎ目が交互になるように配慮することが大切です。
フローリング材には凸サネと凹サネがありますので、寸法を間違えないようにして慎重にカットしていきましょう。
一列ずつ、確実にフローリング材を固定していくことが大切です。