サンドペーパーの用途はいろいろ
サンドペーパーの用途はいろいろあります。
たとえば、けば立たった木材をなめらかにする、ペイント削りをしてレトロな感じにするといったことです。
その他にも塗装しやすい下地をつくる、刷毛跡がのこらないようにする、木材の角を丸くする、つやのある仕上がりにするためのウェット研磨、うすめの金属のサビ取りにも使えます。
このように、大まかな用途を知っておくと何かと便利でしょう。
サンドぺ―パーの番手をご紹介
サンドペーパーの番手について、ご紹介します。
番手とは、サンドペーパーの粗さ具合やザラザラ具合の事で、表記は「#」です。
つまり、番手が40なら「#40」という表記になります。
番手の数字は40〜2000までで、目の粗さが数字で表されているのです。
数字が小さくなるにしたがって目が粗くなり、逆に大きくなると目が細かくなります。
具体的にご紹介しますと、#40になると触って痛いと感じるほどのザラザラ感です。
通常の研磨ですと、粗い番手から細かい番手という順でサンドペーパーを使います。
おすすめの磨き方は番手を徐々に1.5~2倍くらいの割合で増やしていくやり方です。
たとえば、#100で磨いたら、次は#200、その次は#400といった感じでしょう。
サンドペーパーの種類も知っておきたい
一言でサンドペーパーといいますが、実は種類がいろいろあるのです。
たとえば、学校や家庭でよく使うのが非耐水性のサンドペーパーで、木工や工作や趣味などに気軽に使えます。
また、耐水サンドペーパーという種類のサンドペーパーもあるのです。
こちらは、紙に耐水加工されているサンドペーパーで水に強く、濡れても破れにくくできています。
洗面所、トイレ、バスルームといった水回りやウエット研磨に使用します。
さらに、布やすりという種類もあります。
このタイプは前に紹介した非耐水性のサンドペーパーよりも強度があり、なかなかやぶれません。
そのため、電動サンダーといっしょに使用することが多いです。
大量の木材のやすりがけは、なかなかやぶれない布やすりが一番でしょう。
そして、メッシュシートです。
このシートはメッシュ構造なので、目詰まりがしにくくなっています。
なので空研ぎや水研ぎができ、かなり耐久性に長けているので、両面使用可能です。
しかし、デメリットとして挙げられることは、他のサンドペーパーよりも値段が高いことです。
ポリネットシート、サンディングパッドという名で販売されていることもありますので、ご注意ください。
合わせて使いたい工具のハンドサンダー
では、サンドペーパーを取り付けて使いたい工具をご紹介しましょう。
DIYが好きな人におすすめしたいのは、ハンドサンダーです。
この工具は、サンドペーパーを挟むのみで使えます。
この工具と一緒に使うと、サンドペーパーでの作業が少しでも楽になるかもしれません。